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7月15日（土）16:00より、いつもお世話になっております東京倶楽部水道橋店で第14回となる即興ライブを行います。

去年の1月から始めて、できる限り毎月やっていくということを目標にしていますが、今回はしっかりコンセプトを立て、「20世紀前半の芸術」とタイトルを打つことにしました。

音楽で言えば、20世紀前半は後期ロマン派から近代音楽が始まり、そして、現代音楽へと繋がっていく時代の大きな転換点であり、様々な価値観が交錯する非常に面白い時代です。これを2時間のライブで表現するということは全く不可能ですが、フランスの「ベルガマスク組曲」、ドイツの「カリガリ博士」と、全く異なる二つと、それをつなぐ即興演奏という形で表現しようと思っています。

個人的な話にはなりますが、ドビュッシーのベルガマスク組曲は6年ほど前に自分のリサイタルで弾いた曲ですが、まだリサイタルに慣れていなかったこともあって、非常に悔いの残る演奏となってしまいました。

今回のライブでは、「即興ライブ」とは言いつつも、このベルガマスク組曲を中心に、20世紀の芸術の楽しさを味わっていただければと思います。