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6月24日には目白のライブバー「Mark VI」にて、そして、7月1日には唐木田菖蒲館にて、サックスプレイヤーの小澤瑠衣さんとデュオコンサートを開催しました。

Mark Viでは、前半にFauréのSicilienneとDollyを演奏したあと、小澤瑠衣さんのDebussyのSyrinxをピアノ即興で挟む形で行い、そして牧神の午後への前奏曲を演奏しました。後半は、プーランクのフルートソナタと、ブラームスのクラリネットソナタを演奏し、非常に充実した内容となりました。

私としても、後半のソナタ二つは初めて演奏する曲となり、挑戦的な内容になったかと思います。

そして、7月1日に唐木田菖蒲館で行われたリサイタルはよりリラックスした雰囲気で行うことができました。ボランティアのスタッフのみなさん、そして満席となった地域の皆さんと一緒に、音楽を楽しむことができました。唐木田菖蒲館は、児童館と図書館がある施設で、曲線的な美しい建物です。

ここでは、Mark VIで行った曲目の他に、石川亮太さんの「四季のファンタジア」などを演奏しました。

なんとビールがおつまみ付きで150円！とても楽しい空間で、この舞台に立つことができたことが大変幸せです。

楽器とのデュオの演奏会は久しぶりでしたが、本当に楽しい時間でした。音楽に正面から向かい合って楽譜に書かれている音楽を作り上げていくということに真剣に取り組むことができるというのは、かけがえのない時間だったと思います。